新年

背後：あけましておめでとうございます。

紅牙：……あー、おめでとう。

緋水：………ございます。

背後：なんだねその投げやりで手抜きな挨拶は。

紅牙：そっちこそ何だこの投げやりで手抜きなブログ更新率は。

背後：（目線逸らし）……さ、さ～て、年が明けましたね。

緋水：話を逸らしましたね（棒読み）

背後：すいませんごめんなさい話題変えさせてくださいお願いします（土下座）
　　　　……えー、正月はどんな感じに過ごしてたー？

緋水：……別に。

紅牙：普通に家にいたな。猫変身して炬燵で寝てた。

緋水：俺は炬燵に入って蜜柑を食べていた。
　　　　……まさか中に紅牙が寝ていたとは思わなかったが。

紅牙：蹴ったよなお前、俺のこと。

背後：蹴ったんだ（汗）

緋水：……謝罪はした。

紅牙：問題はその後だ。
　　　　「いたのか。すまない」とか言った直後に何で人（猫）の背中に足を乗せた？

緋水：ああ、それは……柔らかくて暖かかったから、つい……。

紅牙：ぐにぐにと押し潰したわけだ？……足で。

緋水：そう（頷き）

背後：えー（汗）

紅牙：もろに虐待だよな。か弱い小動物に何てことをしやがるんだ。

緋水：……か弱い小動物は人の足に思いきり咬みついたりしない。
　　　　そっちこそ脆弱な小学生に何てことをしてくれたんだ。

紅牙：脆弱な小学生は毛を逆立てて威嚇している猫を炬燵から引きずり出そうとはしない。

緋水：引きずり出す前に自分から出てきただろ。

紅牙：炬燵の中で乱闘になってたまるか。

緋水：挙句すぐに人間に戻りやがって。

紅牙：人間対猫じゃ勝負が見えてるだろうが。

緋水：高校生対小学生でも勝負は見えて……（以下エンドレス）


背後：……新年早々兄弟ゲンカをしていたようで（汗）